2025年6月3日火曜日

金平糖とドラジェ

Lil' Fairy -Chiisana Chiisana Otetsudai-san- Luti 1/12 Complete Doll
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~ちいさな ちいさなお手伝いさん~/ルティ

いただきもの。二條若狭屋さんの金平糖。


これは箱が可愛すぎて捨てられないやつだ。
何に使おう…?


金平糖を作るのって,とても時間がかかるらしい。
芯になる澱粉の粒などを回転する銅釜に入れ,砂糖液をかける。
液をかけては乾かし,かけては乾かしを繰り返す。
釜の中で粒が転がることで糖液はランダムに固まり,やがて突起になる。
職人の釜の回し方・糖液のかけ方・タイミングによって突起の出来が決まる。

1個の金平糖なんて一瞬で食べ終わってしまうというのに!
日本の金平糖がポルトガルから伝わり信長に献上されたという話は有名だと思う。
信長は随分と甘党だったようだし,嬉しかったことだろう。

ではポルトガルではいつから作られていたのかな。
疑問に思って調べたら,砂糖菓子の発祥は中東。
十字軍の頃に欧州に伝わったようだ。

金平糖と同じ頃に作られるようになった砂糖菓子がドラジェ。
こちらも釜の中で回転して作られる。
ナッツを芯に表面を滑らかに仕上げるのがドラジェで,
澱粉を芯にとげとげに仕上げるのが金平糖。

どちらもお祝いの贈答品になるのは,やっぱり手間がかかっているから?

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