2025年4月30日水曜日

フランシスコあれこれ

SugarCups ビスケティーナ ~Charming Gingerman~
SugarCups Bisquetina ~Charming Gingerman~

超絶久々のケーキ屋さんのケーキ(リキュールマロンを除く)。
クリスマスはスーパーのケーキを買ったし誕生日にはケーキ食べてないし。

アップルパイが好きだけど見かけなくて,フルーツタルト。
シナモンが効いたアップルパイが食べたいな。
このケーキは大きすぎたので半分に切って2回に分けて食べたのだった。
もっと小さいスイーツ希望…。



イースターの翌日,フランシスコ教皇の訃報が流れた。
私はカトリック教徒ではないけれど, 教皇が復活祭の挨拶に現れたニュースは何故か心に響いた。
まさか翌日に?
偶然なんかではなく,想像を絶する意志でイースターを迎えられたのだろうと思う。

それにしても,亡くなったことを「天の御父の元に帰られた」と思うのは,
残された者にとって何と救いになることか。
恵まれた21世紀の日本で暮らしていて,一番宗教の意味を感じるのは死に直面した時のように思う。

ところで以前書いたことがあるが,
ヨハネ・パウロ2世が亡くなったとき,英語で「John Paul II」と言うのに衝撃を受けた。
ジョン・ポール・セカンド!?

バチカンの公用語はラテン語だが,通常はイタリア語が使われる。
日本語では教皇本人が名乗るイタリア語系で呼ばれるのでヨハネ・パウロだが,
英語では自分の言語体系に変換して呼ぶわけだ。

フランシスコ教皇の場合は,ラテン語は「Franciscus」。
ご本人はイタリア語で「Io sono Francesco.(私はフランシスコです)」と名乗っておられる。
だが,英語ではやはり英語名に訳され「Pope Francis」,「フランシス」と呼ばれるようだ。


・英語 Francis(フランシス)
・フランス語 François(フランソワ)
・イタリア語 Francesco(フランシスコ)
・スペイン語 Francisco(フランシスコ)
・ラテン語 Franciscus(古典フランキスクス/教会フランチスクス)


フランシスコ教皇が選んだ教皇名は,
アッシジのフランチェスコ(清貧の聖フランチェスコ)に因んでいる。
アッシジのフランチェスコといえば,自然も兄弟姉妹と考え小鳥に説教をした人。
聖フランシスコの「平和を求める祈り」という素敵な詩があるが,
これは後世になって彼の精神を受け継いだ祈りとして作られ広まったものらしい。

フランシスコ教皇の逝去から,久しぶりに聖フランシスコを思い出し,
「平和を求める祈り」や,聖フランシスコの「太陽の賛歌」を思い出したのだった。

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2025年4月29日火曜日

インカの花のようなワイン

SugarCups ビスケティーナ ~Charming Gingerman~
SugarCups Bisquetina ~Charming Gingerman~


ラベル買いしたアルゼンチンの白ワイン。

トラピチェ アスティカ シャルドネ(TRAPICHE ASTICA CHARDONNAY)。
「アスティカ」はインカの「花」という言葉だそうで,
アンデス山麓に咲く花のようにフレッシュで爽やかにという意味が込められているようだ。

アステカ(Azteca)文明と語源は同じかしら?と思ったが,異なるようだ。
アステカ文明の方はナワトル語「アストラン」(Aztlan)に因み,
これはアステカの伝説的な故郷の「サギの多い場所」「純白の場所」だとのこと。

ワインはたしかにフレッシュで爽やかで美味しかった。
また買おうかな。


そういえば,インカの遺跡を訪ねたペルーの旅では
ブエノスアイレス行きのアルゼンチン航空に乗った。
深夜(私の時間感覚的に)にたたき起こされて,
ハムとチーズたっぷりMAXって感じの食事を出されたのが印象的だった。
リマで途中下車(って言うの?)したのだった。

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2025年4月28日月曜日

西日暮里散歩

タイニードールリリー(カスタム)
Tiny Doll Lily (customized)

西日暮里公園(道灌山公園)。
以前から前の道を通りながら,小高い丘の上に公園を見かけ,
何となく気になって,行ってみたいなぁと思っていた。

それほど大きな公園ではなく,静か。しかし歴史ある公園だった。
江戸時代から景勝地として知られていたらしく,
園内には広重の絵が掲げられていた。

カッコイイ倉庫?


公園の入り口から真っ直ぐ歩いて行くと,立派な神社があった。
諏訪神社。日暮里・谷中の総鎮守とのことだ。

この神社の一角に,江戸・東京農業の碑があった。
谷中ショウガ。

 諏訪神社周辺(荒川区西日暮里2丁目、5丁目)は、かつて江戸時代からショウガの産地で、農家の人達は豊作の祈願に当社を訪れました。
 ショウガは、保水力のある肥よくな土壌で栽培すると、柔らかく品質の良いものが穫れますが、この環境にぴったりの谷中で穫れるショウガはあまり辛くもなく、クリーム色の地下茎の節に甘みが入り美しく、スジも少なく味噌をつけて食べると、歯ざわりと風味が良く、江戸庶民の好んだ野菜のひとつです。
 収穫時がちょうどお盆の時期にあたるため、商人や職人、谷中の寺社等が、お中元の贈答品に利用したため江戸中の評判になり、ショウガの特産地となりました。
 以来、「谷中」の名はショウガの代名詞となり、今でも粋な符丁として、市場や居酒屋等で呼ばれています。
 明治16年に上野と熊谷の間に鉄道が敷かれて急速に市街化が進み、大正末期には尾久、さらに荒川を渡って埼玉県へとショウガの産地は移って行きました。
   平成9年度JA東京グループ
   農業協同組合法施行五十周年記念事業


農業シリーズの看板,意図せずに増えてきたような。

ビール麦の神社
一富士二鷹三茄子

諏訪神社の鳥居のすぐ前にいい感じの坂道があった。
看板が立っていて,富士見坂と書いてある。
東京で今でも富士山が見える数少ない富士見坂と書かれていたが,
横に小さく,「最近まで見えていた」と書き加えられていた。

もう見えないのかなと看板と坂の向こうを見比べていると,
通りかかったおじいさんが話しかけてきた。
「ビルが建って見えなくなったんだよ」と。
写真に後ろ姿が映っているおじいさん。ありがとう!

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2025年4月27日日曜日

肥後グリーン

Lil Fairy Vel (Cat Version) by Azone International
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~猫の手も借りたい?~ / ヴェル


熊本県のオリジナルブランドメロン,肥後グリーン。
ミネラルたっぷりの土壌で長期栽培された糖度の高い青肉メロンだ。
長径が14cmくらいの大きさだった。

肥後グリーンは,その独特の外観や赤肉メロン人気の風潮で全国的な評価がされにくい。
しかし熊本県では非常に人気! このため熊本県外にはほぼ出回らないそうだ。
今年初めて入手し食べてみた。


大変贅沢な時間を過ごさせていただきました!って感じ。
農家の方々の栽培技術ってすごいと思うし,農産物は高くて当然だなと思う。

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2025年4月26日土曜日

早春の日比谷公園にて

ジェニーフレンド エリー<NO.40132>
Jenny Friend Doll / Ellie (Liccachan Castle)

東京駅と有楽町駅の間のレンガアーチ。
素敵な風景なので立ち止まらずにはいられない。


この日は思い立って日比谷公園へ行ってみた。
わざわざ日比谷公園を目的地にして出かけたことはなかったと思う。
だいたいどこかへ行く途中で横を通り過ぎるだけの公園だった。

早春のパンジーの季節。

松本楼の前で。
素敵な建物だ。

松本楼の前の茂みの小径。

ノスタルジックな売店。
こういう売店はずっと残っていて欲しいな。
この売店の前のベンチに座って何か食べているおじいさんが二人。
本当はその風景もとても絵になっていたけれど,撮ったら悪いかなと。

南西の角にある「かもめの広場」の噴水。
光と影が美しかった。

梅はほぼ終わり。園内では緋寒桜が満開だった。

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2025年4月25日金曜日

折渡千体地蔵こけし

こけし kokeshi dolls

昨年,神保町で見かけたこけしの写真を載せたが,
その後,あちこちでインバウンド向けと思われるこけしを見かける。
これは秋葉原の中央通りに並んでいた子たち。


こちらは根津の雑貨屋さん。

この子たちはどこか外国へ旅立って飾られるのかもしれない。


そういえば,うちにもこけしがいる。
こけしもドールなのに,ここに載せたことはなかったようだ。

秋田県の由利本荘市から連れてきた折渡(おりわたり)千体地蔵こけし。

制作者は慶子さんという方らしい。

2014年10月に秋田を訪れたとき,記念に秋田の伝統的なこけしを買って帰りたかった。
が,こけしを見る目が全くなくて困っていたところ,
折渡千体地蔵の休憩所でこのこけしを見つけ,ほんわかした雰囲気が気に入ったので買ってきた。
伝統的なこけしとはちょっと違うけれど,秋田の方の手作りには違いない。

折渡千体地蔵はなかなか見応えがある場所だったので,訪れた記念にもなる。

休憩所の前の道でカモシカを見かけた。
(熊じゃなくて良かったよ!)

写真は当時はてなブログにまとめたので,ご興味がおありの方はどうぞ。↓
折渡 千体地蔵(由利本荘市) - 六月の雪

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2025年4月24日木曜日

タイパから自分を開放したい

小鳥遊 暦【令法高等学校・夏服】ドリーミングスタイル トゥルーサファイア
Koyomi Takanashi【RYOBU HIGH SCHOOL SUMMER CLOTHES】DREAMING STYLE TRUE SAPPHIRE


お気に入りの階段?にて。


本郷台地の縁あたりかな?




いつも早起きして,起きた瞬間から時間にケチケチして過ごしている。
毎日やるべきことややりたいことが多すぎて,時間がマジ足りないから。
やってもやっても生活は雑事の山に翻弄され,優雅さの欠片もない感じ。

たまに「もういいや!」と思って眠りたいだけ眠って寝坊してみることがある。
頭はすっきり,気分も良い。
でも当然ながら一日がとても短くて,やれることがすごく少ない。

どちらの生活が良いのだろう,とよく考える。

本当は体が必要なだけ眠ってスッキリした頭で過ごすべきな気がする。
だいたい毎日6時間程度の睡眠時間だが,私には足りないらしい。

もう少し沢山眠って,
起きていられる時間に無理せずできる程度の活動内容に抑えるべきなのかもしれない。
睡眠を削ってやるべきと思うこと&やりたいことを少しでも沢山やったところで,
それがどれだけ自分の身になり教養になり心と体の健康を保つことに繋がるだろう。

タイパもほどほどにしないと,実はきっと忙しさで何かを失っている。
忙しさは良いことでも格好いいことでもないのだ。
失っている「何か」を言語化しなければいけないのかもしれない。

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2025年4月23日水曜日

牡丹と芍薬の庭

1/12 Lil` Fairy -Fairies Holiday- / Vel
1/12Lil'Fairy(リルフェアリー)~妖精たちの休日~/ヴェル

ルピシア 今月のお茶
旅のある風景 〜出会った風景とお茶〜 4月の旅「茨城・つくば」


「自然の中の庭園」
4400 ニルギリ・ブロークン NILGIRI, BOP
「おだやかな口当たりの、南インド・ニルギリ紅茶のブロークンタイプのブレンド。」


「香りに誘われて」
8031 深蒸し煎茶「おまえさま」
「「御前様」と相手を敬う気持ちを込めて。濃い・甘い・渋くないの三拍子が揃ったまろやかな深蒸し煎茶。」

今月はどちらもオーソドックスで何度も飲んだことがあるお茶。
毎月届くようになって長いので,それなりに飲んだお茶が増えてきたかな。
結局普段から安心して飲めるのはオーソドックスなタイプという気がする。




最初はお茶の記録と思っていたルピシアの今月のお茶シリーズだが,
最近は「今月の旅」の方が楽しみになっている。
日本全国知らない場所だらけなので,「今月の旅」で正しく旅をしている気分だ。

今月の,つくばの自然の中の庭園とは?

調べてみたところ,おそらく「つくば牡丹園」のことと思われる。
毎年牡丹と芍薬の季節だけ開園し,2025年は4/9(水)〜5/25(日)の47日間が開園期間らしい。

約2万坪の里山地形を活かし,農薬不使用で25年に渡り牡丹と芍薬が栽培されている。
牡丹と芍薬合わせて約800種類・約6万株が次々と咲いていき,
期間中何度訪れても異なる美しさが堪能できるそうだ。

写真を見ると確かに美しい!

Peony Garden Tokyo


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